以前の記事『LINEスタンプの作り方-自分用|手書きのスタンプ作成』でご説明しているとおり、LINE公式のアプリ「LINE Creators Studio」を利用することで自作スタンプを自分用としても作ることができます。
友だちとの内輪だけで使えるおもしろスタンプでより一層LINEでのトークが盛り上がりそうですよね!
しかし、意外にもアプリ「LINE Creators Studio」の評価は低く、酷評されています。
ここでは、LINEスタンプを自分用に作成するときの注意点についてご紹介していきます。
- 自分用LINEスタンプを作成するときの注意点
- 「LINE Creators Studio」の評価
〈 もくじ 〉
1.自分用LINEスタンプを作成するときの注意点
「LINE Creators Studio」を利用して自分用にLINEスタンプを作成するときの注意点は次のとおりです。
- 自分用スタンプでも購入しないと使えない
- 自作スタンプを販売しない・売らない方法はない
- 自分一人しか使えないスタンプは作成できない
- 自作スタンプの無料配布はできない
- 編集ツールのクオリティが低い
ⅰ.自分用スタンプでも購入しないと使えない
LINEスタンプは審査申請して販売しなければ通常利用しているようなスタンプとして使うことはできません。
自分用に作成したLINEスタンプも同じで、販売されている自分のスタンプを購入しなければ利用することはできないのです。
LINEスタンプの最小設定価格は120円なので、自分用スタンプをLINEのトーク画面で使うためには最低でも120円かかります。
ⅱ.自作スタンプを販売しない・売らない方法はない
現状では自作のスタンプを販売せずに使用する方法はありません。
前述したとおり、必ず審査を受けて販売されているものを購入しない限り自分でも使うことができないのです。
また、販売するためにはスタンプを最低でも8つ用意しなければいけなかったり、なかなか審査を通過できないなど、販売までの過程が大変です。
ⅲ.自分一人しか使えないスタンプは作成できない
自分用のLINEスタンプを作成することはできますが、完全に自分一人しか使えないスタンプは作成できません。
自作スタンプの審査申請の際に設定する販売情報に関する「プライベート設定」で公開もしくは非公開を選択します。
- 公開:ショップ・ストアなどから不特定多数の人が閲覧・購入が可能
- 非公開:直接シェアした相手のみ閲覧・購入が可能
以上のように、非公開を選択したとしても販売ページのURLをシェアしたり、トークで自作スタンプを使用した場合、シェアされた相手は購入することができます。
ⅳ.自作スタンプの無料配布はできない
販売価格を無料に設定して配布するということはできません。
最低でも120円以上の値段を設定しなければいけません。
自作したLINEスタンプだとしても120円以上の値段で販売しなければいけない以上、自分で使用したり友だちに配布する場合にお金がかかります。
関連LINEスタンプの作り方-iPhone編|無料でスタンプ作成ⅴ.編集ツールのクオリティが低い
「LINE Creators Studio」はスマホ(iPhone/Android)で扱えるアプリです。
そのため、パソコンソフトと比較するとどうしてもクオリティーが低いです。
「ブラシ」「テキスト入力」「フィルター」「色調」などの簡素的な編集しかできないため粗さが目立つLINEスタンプとなってしまいます。
さらに、スマホ(iPhone/Android)という小さい画面内での操作となるため、クオリティの高いスタンプを作るのは困難です。
不特定多数への販売を目的とした場合、売れるスタンプ作成には向いていないかと思われます。
2.「LINE Creators Studio」の評価
2018.7.20時点において、685件の評価件数で2.1/5という驚きの低さです。
評価の低さとしては主に下記の点が挙げられます。
- 自分用のスタンプも購入しなければいけない
- 審査に時間がかかる
- クオリティの高いスタンプが作れない
- 最低販売価格が高い
やはり、自分用として作成したLINEスタンプでも一度購入しなければ使えないという点が大きく評価を下げているようです。
3.まとめ
以上、LINEスタンプを自分用に作成するときの注意点についてでした。
自分用のスタンプがもっと自由に作成できるとLINEももっと盛り上がるような気がするのですがいかがでしょうか。
せめて自作スタンプは購入せずとも利用できるようにはして欲しいところです。